プロジェクト・ヒストリー

大和三光商会の設立。大和三光商会事務所(片倉館内)。<大和三光商会の設立>1924年(大正13年)、創業者の大和哲三が京橋畳町(現在の中央区京橋2丁目~3丁目付近)の片倉館に大和三光商会を設立しました。大和三光商会の創業当初は、創業者の大和哲三を含めて3人の小さな所帯でしたが、関東大震災の復興とともに次第に従業員数も増えていきました。1926年(大正15年)、自社開発である「特許大和式自動輸送乾繭機」の開発・製造に成功により、第一号機から第三号機までの三台をご発注頂けることになり、次第に受注数が増えていきました。1927年(昭和2年)には、大和式自動輸送乾繭機の改良に成功し、宮城県下を主体に、茨城県・群馬県・山形県など10台余りのご発注を頂くこととなりました。1928年(昭和3年)になりますと、大和式自動輸送乾繭機の売れ行きは、一気に加速し、40台の販売実績を記録し、経営が次第に軌道に乗ることになりました。現在の株式会社大和三光製作所は、1924年(大正13年)に設立された大和三光商会がその前身となっています。