アップダウン乾燥機は、乾燥材料を積載したトレイを、上下に自動的に移動し、その間にトレイ面に熱風を有効に作用させ、材料を乾燥するユニークで効率のよい乾燥機です。
アップダウン乾燥機のトレイの動きは自動化されていますので、省力化できます。
アップダウン乾燥機のトレイの動きは自動化されていますので、省力化できます。
- 1、成形品、板状材料、その他多品種の材料に適します。
- 2、トレイの左右から上下面に熱風を流しますので、乾燥不同を少なくします。
- 3、乾燥時間は、他の平行流乾燥機に比べ、短縮できます。
- 4、希望する乾燥条件(温度、湿度、風速)を選べます。
- 5、自動化装置なので、トレイ寸法を大きくすることができます。
- 6、立体構造なので、据付面積が少なくてすみます。
- 7、斬新、確実なアイデアで、作業の合理化に役立ちます。
- ①材料をトレイに積み、入口供給コンベヤー上に置きます。
- ②入口供給コンベヤーにより、上昇エレベーターの下部に移動します。
- ③エレベーターにより、間欠的に、一段ずつ上昇し、上部に達します。
- ④水平移動コンベヤーによって、下降エレベーターの上部に移動します。
- ⑤下降エレベーターは間欠的に、一段ずつ下降します。
- ⑥エレベーター下部に達すると、出口取出コンベヤーによって取出口に移動します。
- ⑦このトレイは一般の場合、台車、コンベヤー等により機外に移動します。本体の下部のコンベヤーで返送することもできます。
- ①送風機と熱源装置により、熱風をおこします。(自動温度調節装置で所定の温度にします。)
- ②熱風は吹込ダクトより上昇エレベーターのトレイの上下面を平行流に流れ、材料を効果的に加熱乾燥します。
- ③下降エレベーターでも、同様にして材料を効果的に加熱乾燥します。
- ④上昇時にトレイの左側、下降時は右側より熱風を吹出しますので、乾燥時間が短く、乾燥不同も少なくなります。
- ⑤材料面を通過した後、空気は吸込ダクトに吸い込まれますが、多湿となり温度も降下します。
- ⑥多湿になった空気の一部は、送風機により外部へ排気します。
- ⑦大部分の空気は循環空気として主送風機に戻り、新鮮空気とともに熱源装置によって所定の温度に再加熱し、再使用されます。
成形材料、板状材料、塊状材料、泥状材料、その他トレイに積載できるもの