半炭化装置

半炭化装置

半炭化装置。特許取得。各種バイオマスを半炭化(トレファクション)し、石炭混焼燃料や補助燃料として熱エネルギー利用出来ます。

半炭化とはトレファクションとも呼ばれ、低酸素状態で加熱(250~350℃)することで有機分を熱分解して炭素分が多い物質にする技術です。
半炭化装置は回転シェルと内部に固定された主管と、それに繋がる多数の熱風吹込管を備えており、原料に直接熱風を吹付ける事で効率良く半炭化を行う事が出来ます。

特徴

1、乾燥と半炭化を1台で行う事が出来ます。
2、原料に直接熱風を吹付けるため半炭化速度が大きくとれます。
3、内熱式のため、外熱式と比べて熱効率が高く大型処理が出来ます。
4、あまり掻き上げがないため、原料破壊が少なく出来ます。
5、乾留ガスを効率良く燃焼させ、燃費の削減を行っています。
6、原料保有率が高いため、装置の容積が少なく出来ます。

半炭化写真

フローシート

過去の使用例

■下記の用途などで使用されています。

木質チップ/パーム椰子(PKS)/バイオマスペレット/建築廃材/その他バイオマス類 など

今後考えられる使用例

各種バイオマスの乾燥半炭化/世界に向けた半炭化処理プラント

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