汚泥の処理では、最初に「濃縮」という工程があります。この「濃縮」工程において、汚泥の濃縮性の良否が後工程での汚泥の処理効率や処理コストに大きく影響します。この「濃縮」工程の方式として「機械式濃縮」というものがあり、この「機械式濃縮」では、遠心効果によって汚泥を濃縮分離します。
この「機械式濃縮」の際に用いられる回転乾燥機の本体は、回転乾燥機本体(ボウル)とそれより少し低速か高速で回転するスクリューによって構成されています。回転乾燥機の中で、遠心力により濃縮された汚泥はスクリューによって、分離液は液位差によって回転乾燥機の外に排出されます。
その後工程として、「乾燥」工程があり、脱水した汚泥を緑農地に利用すること目的とした水分調整や焼却、溶融プロセスの省エネルギー化や安定化のための処理として行われます。
回転乾燥機の1つである当社の撹拌ロータリ乾燥機では、汚泥を回転ドラムに投入して撹拌粉砕しながら熱風を吹き込んで、汚泥の水分を蒸発させて乾燥させます。
当社の回転乾燥機(ロータリー乾燥機)としては、下記の製品がございます。
この回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、通気乾燥と回転乾燥の両利点を生かして、熱効率を一段と高めます。回転乾燥機(ロータリー乾燥機)であるタコロータリー乾燥機は、回転シェルの内側に固定された主管と、それにつながる多数の熱風吸引管を備えた、構造のユニークな回転乾燥機(ロータリー乾燥機)です。当社が独自に開発したもので、熱効率が高く、経済的で、中・大量処理にも適しています。アメリカ・EU諸国・その他5カ国の特許を取得しています。
2、あまり掻き上げないので、原料破壊が少ない。
3、原料に直接空気を与えるため、乾燥速度が大きい。
4、風量が少ないので、ダスティングが少ない。
5、原料保有率が高いため、装置の容積が少ない。
2、化学製品(合成肥料/合成樹脂/粒状活性炭/その他)
3、鉱工・土木・建材品(湿鉱/石炭/(粉炭・微粉炭)/選炭スラッジ/金属酸化物/砂/粘性土/苗土/石膏/その他)
4、食品・農漁品(砂糖・グラニュー糖/パン粉/穀類・豆類/ふりかけ/魚粉・魚介粕/スナック類/あられ・せんべい/その他)
「TRD-30」 蒸発水分量(90~240kg/h) 乾燥機容積(3.0m³) 設置面積(8.0m×4.0m)
「TRD-50」 蒸発水分量(150~400kg/h) 乾燥機容積(5.0m³) 設置面積(9.0m×4.5m)
「TRD-100」 蒸発水分量(300~800kg/h) 乾燥機容積(10.0m³) 設置面積(11.0m×5.5m)
「TRD-150」 蒸発水分量(450~1200kg/h) 乾燥機容積(15.0m³) 設置面積(13.0m×6.0m)
「TRD-200」 蒸発水分量(600~1600kg/h) 乾燥機容積(20.0m³) 設置面積(14.0m×7.0m)
「TRD-300」 蒸発水分量(900~2400kg/h) 乾燥機容積(30.0m³) 設置面積(15.0m×7.0m)
「TRD-500」 蒸発水分量(1500~4000kg/h) 乾燥機容積(50.0m³) 設置面積(18.0m×10.0m)
「TRD-800」 蒸発水分量(2400~6400kg/h) 乾燥機容積(80.0m³) 設置面積(22.0m×12.0m)
「TRD-1000」 蒸発水分量(3000~8000kg/h) 乾燥機容積(100.0m³) 設置面積(24.0m×15.0m)
■低温熱風で乾燥できるので、発火の危険性がある処理物の乾燥に最適です。
幅広い分野で対応可能ですので、まずはご相談ください。
この回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、攪拌機付の回転乾燥機(ロータリー乾燥機)で、下水汚泥・し尿汚泥・その他粘性・付着性のある処理物の乾燥に最適です。構造が比較的に単純で、乾燥能力も大きい乾燥機です。また、回転円筒(シェル)内部に撹拌軸・撹拌棒を有する撹拌装置を設けています。かき上げられた材料は、撹拌装置により、粉砕・分散を繰り返すことによって熱風との接触をよくし、効率的に乾燥する回転乾燥機(ロータリー乾燥機)です。
2、高温ガスを使用でき、熱効率が高い。
3、使用ガス量が少なく、排ガス処理装置(集塵、脱臭)が小さい。
4、多水分、粘性、付着性材料に使うことができます。
5、汚泥の変動に対して、順応性があります。
6、乾燥物の粒径は、一般的に約1~ 5mm径の粒状物が得られます。
「KRD-40」 処理量(520~730kg/h) 蒸発水分量(390~500kg/h) 乾燥機容積(3.9m³) 設置面積(7m×8m)
「KRD-60」 処理量(800~1100kg/h) 蒸発水分量(590~740kg/h) 乾燥機容積(5.9m³) 設置面積(8m×9m)
「KRD-100」 処理量(1400~1800kg/h) 蒸発水分量(1020~1240kg/h) 乾燥機容積(11.3m³) 設置面積(10m×10m)
「KRD-140」 処理量(1600~2200kg/h) 蒸発水分量(1200~1500kg/h) 乾燥機容積(13.6m³) 設置面積(12m×10m)
「KRD-180」 処理量(2100~2800kg/h) 蒸発水分量(1560~1930kg/h) 乾燥機容積(18.4m³) 設置面積(12m×11m)
「KRD-220」 処理量(2400~3300kg/h) 蒸発水分量(1800~2250kg/h) 乾燥機容積(22.5m³) 設置面積(12m×11m)
「KRD-300」 処理量(3300~4500kg/h) 蒸発水分量(2450~3060kg/h) 乾燥機容積(30.6m³) 設置面積(13m×12m)
「KRD-350」 処理量(3800~5100kg/h) 蒸発水分量(2800~3500kg/h) 乾燥機容積(35.1m³) 設置面積(14m×13m)
「KRD-450」 処理量(4800~6500kg/h) 蒸発水分量(3500~4400kg/h) 乾燥機容積(45.8m³) 設置面積(15m×14m)
■し尿汚泥
■食品残渣
■樹脂
■樹脂の乾燥
この回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、様々な問題をもつ「ゴミ」の乾燥に最も適した機種です。
2、機内に駆動機構がない。機内でのからみが少ない。
3、乾燥効率が高い。装置がコンパクト。
4、飛散が少ない。乾燥ムラが少ない。
5、異物混入に対応出来る。異音、破損が少ない。
「TRD-60」 処理量(0.4~0.5t/h) 蒸発水分量(210~270kg/h) シェル体積(6m³) 設置面積(12m×9m)
「TRD-80」 処理量(0.5~0.7t/h) 蒸発水分量(280~360kg/h) シェル体積(8m³) 設置面積(13m×10m)
「TRD-100」 処理量(0.7~0.8t/h) 蒸発水分量(350~450kg/h) シェル体積(10m³) 設置面積(14m×11m)
「TRD-200」 処理量(1.4~1.6t/h) 蒸発水分量(700~900kg/h) シェル体積(20m³) 設置面積(15m×12m)
「TRD-300」 処理量(2.1~2.4t/h) 蒸発水分量(1050~1400kg/h) シェル体積(30m³) 設置面積(16m×13m)
「TRD-400」 処理量(2.8~3.2t/h) 蒸発水分量(1400~1800kg/h) シェル体積(40m³) 設置面積(17m×14m)
「TRD-600」 処理量(4.2~4.8t/h) 蒸発水分量(2100~2800kg/h) シェル体積(60m³) 設置面積(18m×15m)
【タコロータリー乾燥機】
この回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、通気乾燥と回転乾燥の両利点を生かして、熱効率を一段と高めます。回転乾燥機(ロータリー乾燥機)であるタコロータリー乾燥機は、回転シェルの内側に固定された主管と、それにつながる多数の熱風吸引管を備えた、構造のユニークな回転乾燥機(ロータリー乾燥機)です。当社が独自に開発したもので、熱効率が高く、経済的で、中・大量処理にも適しています。アメリカ・EU諸国・その他5カ国の特許を取得しています。
この回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、通気乾燥をすると、熱風は原料の粒子間の隙間を高速度で流れ、熱風と原料間の伝熱係数が大きくなり、原料は急速に加熱され乾燥は効率的に行われます。
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の特徴
1、粒状・塊状をはじめどんな形状の原料でも乾燥できます。
2、あまり掻き上げないので、原料破壊が少ない。
3、原料に直接空気を与えるため、乾燥速度が大きい。
4、風量が少ないので、ダスティングが少ない。
5、原料保有率が高いため、装置の容積が少ない。
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の用途
1、廃棄物(生ゴミ/湿灰/汚泥/ビニール等破砕品/その他)
2、化学製品(合成肥料/合成樹脂/粒状活性炭/その他)
3、鉱工・土木・建材品(湿鉱/石炭/(粉炭・微粉炭)/選炭スラッジ/金属酸化物/砂/粘性土/苗土/石膏/その他)
4、食品・農漁品(砂糖・グラニュー糖/パン粉/穀類・豆類/ふりかけ/魚粉・魚介粕/スナック類/あられ・せんべい/その他)
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の型式・仕様
「TRD-20」 蒸発水分量(60~160kg/h) 乾燥機容積(2.0m³) 設置面積(6.5m×3.5m)
「TRD-30」 蒸発水分量(90~240kg/h) 乾燥機容積(3.0m³) 設置面積(8.0m×4.0m)
「TRD-50」 蒸発水分量(150~400kg/h) 乾燥機容積(5.0m³) 設置面積(9.0m×4.5m)
「TRD-100」 蒸発水分量(300~800kg/h) 乾燥機容積(10.0m³) 設置面積(11.0m×5.5m)
「TRD-150」 蒸発水分量(450~1200kg/h) 乾燥機容積(15.0m³) 設置面積(13.0m×6.0m)
「TRD-200」 蒸発水分量(600~1600kg/h) 乾燥機容積(20.0m³) 設置面積(14.0m×7.0m)
「TRD-300」 蒸発水分量(900~2400kg/h) 乾燥機容積(30.0m³) 設置面積(15.0m×7.0m)
「TRD-500」 蒸発水分量(1500~4000kg/h) 乾燥機容積(50.0m³) 設置面積(18.0m×10.0m)
「TRD-800」 蒸発水分量(2400~6400kg/h) 乾燥機容積(80.0m³) 設置面積(22.0m×12.0m)
「TRD-1000」 蒸発水分量(3000~8000kg/h) 乾燥機容積(100.0m³) 設置面積(24.0m×15.0m)
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の過去の使用例
サンゴ砂/鉱滓/RDF/化学品/高分子ポリマー/コーティング塩/アルミダライコ/都市ゴミ/木材チップ/バーク/焼却灰/湿灰/合成ゴム
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の今後考えられる使用例
■低温の熱源があり、燃料費をかけずに乾燥したい場合に適しています。
■低温熱風で乾燥できるので、発火の危険性がある処理物の乾燥に最適です。
幅広い分野で対応可能ですので、まずはご相談ください。
【撹拌ロータリー乾燥機】
この回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、攪拌機付の回転乾燥機(ロータリー乾燥機)で、下水汚泥・し尿汚泥・その他粘性・付着性のある処理物の乾燥に最適です。構造が比較的に単純で、乾燥能力も大きい乾燥機です。また、回転円筒(シェル)内部に撹拌軸・撹拌棒を有する撹拌装置を設けています。かき上げられた材料は、撹拌装置により、粉砕・分散を繰り返すことによって熱風との接触をよくし、効率的に乾燥する回転乾燥機(ロータリー乾燥機)です。
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の特徴
1、乾燥速度が大きい。
2、高温ガスを使用でき、熱効率が高い。
3、使用ガス量が少なく、排ガス処理装置(集塵、脱臭)が小さい。
4、多水分、粘性、付着性材料に使うことができます。
5、汚泥の変動に対して、順応性があります。
6、乾燥物の粒径は、一般的に約1~ 5mm径の粒状物が得られます。
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の構成
こちらの回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、「供給コンベヤ」・「熱風入口部」・「回転シェル」・「リフター」・「撹拌機」・「駆動装置(シェル+撹拌軸)」・「エンドボックス」・「排気排出部」・「乾燥物出回部」から構成されています。
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の型式・仕様
「KRD-20」 処理量(300~440kg/h) 蒸発水分量(300~440kg/h) 乾燥機容積(2.3m³) 設置面積(7m×6m)
「KRD-40」 処理量(520~730kg/h) 蒸発水分量(390~500kg/h) 乾燥機容積(3.9m³) 設置面積(7m×8m)
「KRD-60」 処理量(800~1100kg/h) 蒸発水分量(590~740kg/h) 乾燥機容積(5.9m³) 設置面積(8m×9m)
「KRD-100」 処理量(1400~1800kg/h) 蒸発水分量(1020~1240kg/h) 乾燥機容積(11.3m³) 設置面積(10m×10m)
「KRD-140」 処理量(1600~2200kg/h) 蒸発水分量(1200~1500kg/h) 乾燥機容積(13.6m³) 設置面積(12m×10m)
「KRD-180」 処理量(2100~2800kg/h) 蒸発水分量(1560~1930kg/h) 乾燥機容積(18.4m³) 設置面積(12m×11m)
「KRD-220」 処理量(2400~3300kg/h) 蒸発水分量(1800~2250kg/h) 乾燥機容積(22.5m³) 設置面積(12m×11m)
「KRD-300」 処理量(3300~4500kg/h) 蒸発水分量(2450~3060kg/h) 乾燥機容積(30.6m³) 設置面積(13m×12m)
「KRD-350」 処理量(3800~5100kg/h) 蒸発水分量(2800~3500kg/h) 乾燥機容積(35.1m³) 設置面積(14m×13m)
「KRD-450」 処理量(4800~6500kg/h) 蒸発水分量(3500~4400kg/h) 乾燥機容積(45.8m³) 設置面積(15m×14m)
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の過去の使用例
■下水汚泥
■し尿汚泥
■食品残渣
■樹脂
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の今後考えられる使用例
■各種汚泥の乾燥
■樹脂の乾燥
【生ゴミ用タコロータリ乾燥機】
この回転乾燥機(ロータリー乾燥機)は、様々な問題をもつ「ゴミ」の乾燥に最も適した機種です。
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の特徴
1、乾燥温度が低い。溶融、付着、着火が少ない。
2、機内に駆動機構がない。機内でのからみが少ない。
3、乾燥効率が高い。装置がコンパクト。
4、飛散が少ない。乾燥ムラが少ない。
5、異物混入に対応出来る。異音、破損が少ない。
当回転乾燥機(ロータリー乾燥機)の型式・仕様
「TRD-40」 処理量(0.3~0.4t/h) 蒸発水分量(140~180kg/h) シェル体積(4m³) 設置面積(11m×8m)
「TRD-60」 処理量(0.4~0.5t/h) 蒸発水分量(210~270kg/h) シェル体積(6m³) 設置面積(12m×9m)
「TRD-80」 処理量(0.5~0.7t/h) 蒸発水分量(280~360kg/h) シェル体積(8m³) 設置面積(13m×10m)
「TRD-100」 処理量(0.7~0.8t/h) 蒸発水分量(350~450kg/h) シェル体積(10m³) 設置面積(14m×11m)
「TRD-200」 処理量(1.4~1.6t/h) 蒸発水分量(700~900kg/h) シェル体積(20m³) 設置面積(15m×12m)
「TRD-300」 処理量(2.1~2.4t/h) 蒸発水分量(1050~1400kg/h) シェル体積(30m³) 設置面積(16m×13m)
「TRD-400」 処理量(2.8~3.2t/h) 蒸発水分量(1400~1800kg/h) シェル体積(40m³) 設置面積(17m×14m)
「TRD-600」 処理量(4.2~4.8t/h) 蒸発水分量(2100~2800kg/h) シェル体積(60m³) 設置面積(18m×15m)