とうもろこしとは、イネ科の一年生植物で、穀物として人間の食料や家畜の飼料となるだけでなく、でんぷんや油やバイオエタノールの原料としても利用される、人間の生活にとってきわめて重要度の高い食物です。
また、とうもろこしは、米や小麦と並んで、トウモロコシは人間の主食として食べられる世界三大穀物の一つでもあります。
近年、再生可能エネルギーが注目を集める中、とうもろこしは再生可能エネルギーであるバイオマスの原料として利用されるようになってきました。
とうもろこしは、再生可能エネルギーてあるバイオエタノールとして利用されていますが、バイオエタノールの原料としては、米国ではとうもろこし等が、ヨーロッパでは小麦等が、ブラジルではサトウキビ等がバイオエタノールの主な原料として使用されており、日本ではブラジルからの輸入がメインとなっています。
日本では、地域資源の活用と地域の活性化、循環型社会の形成を絡めて、さまざまな原料を用いたバイオエタノール生産の実証試験が進められてきました。
現在、非可食部のバイオマスであるとうもろこしの芯や茎葉をバイオテクノロジーを使って糖化してからエタノールを作る技術開発や、軽油の代わりになるブタノールや化学品を作る技術開発が世界中で進められています。
日本でも「バイオマス・ニッポン総合戦略」を推進し、2030年に600万キロリットルのバイオエタノールを生産することを目指しています。
当社では、とうもろこしの乾燥に優れた製品を開発・製造しておりますので、是非、お気軽にご相談くださいませ。