セルロースとは、地球上で最も多く存在する炭水化物であると同時に人類が摂取する食物繊維の大部分を占めています。
植物中でセルロースは繊維状に存在していて、セルロース繊維は古くから紙や綿として、人類に利用されてきました。
野菜、果物、穀物類などから摂取されるセルロースは、ヒトの消化酵素では分解されませんが、不溶性食物繊維として整腸作用など様々な働きがあり、腸内細菌により分解されてエネルギーとしても利用されています。
また、セルロースは再生可能エネルギーとして活用が期待される「バイオエタノール」にもなります。
バイオマスからセルロースを分離し、セルロースを酵素を用いてグルコースに分解し、微生物によってエタノールに変換させることができるため、第二世代バイオ燃料として期待されています。
エタノール燃料を大規模に導入するためには、セルロースからのエタノール製造が必要になるのはほぼ確実であると言われています。
大和三光製作所は、再生可能エネルギーの元素材として期待されるセルロースの乾燥処理の技術開発に力を入れたいと考えています。
セルロースの乾燥処理をお考えの企業様は、是非、お気軽にご相談くださいませ。