乾燥・焼却の豆知識

「硫安(硫酸アンモニウム)の乾燥」について

硫安(硫酸アンモニウム)とは、硫酸にアンモニアを吸収させてできる化合物のことで、無色透明な結晶で、水に溶けるという性質を持ちます。

 

硫安(硫酸アンモニウム)は、主な用途として、速効性の窒素肥料として用られています。

 

硫安(硫酸アンモニウム)は、窒素分が吸収された後に硫酸イオンが遊離硫酸や硫酸カルシウムとして残り、土壌は酸性化し、さらには硫酸イオンが残った土壌は条件によって植物に有害な硫化水素を発生させて作物を根・地上の両方から枯らしてしまうため、現在では尿素の方が使用量が多いです。

 

硫酸は原料のアンモニア供給源の違いにより合成硫安、回収硫安、副生硫安に分けられます。 合成硫安は合成アンモニアと硫酸との中和で得られるもので、最も一般的です。

 

硫安(硫酸アンモニウム)は、スキー場などでスノーセメントとしてシャーベット状の雪を固めるために使われることもありますが、水質汚濁の原因になっています。

 

生化学では、硫安(硫酸アンモニウム)はタンパク質を沈殿させるために用いられています。

 

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